【開催しました】2018年7月14日 第25回「バンドやろうぜ!その2」
お知らせ,活動日誌
記念すべき第25回目の音あそび実験室。今回は、3月17日に実施した「バンドやろうぜ!」の続編です。みんなで楽器を持ち寄って一緒に音を出すことから、「バンド」の音楽をいろいろと実験してみました。
打楽器、管楽器、弦楽器、おもちゃ楽器、民族楽器…などなど、いろんな種類の楽器が集まったので、まずはおのおの気になる種類の楽器を手にとって、みんなで合奏してみることに。小さい打楽器が多かったからか、シャラシャラとした爽やかな音のうねりが続き、暑くなってきたこの時期にぴったりの涼しげで爽やかなアンサンブルになりました。
続いて、みんなで管楽器を手にとって演奏。こちらは、まったりとリラックスした雰囲気で、まるで南国にいるみたい、という感想が聞かれました。
次は、残った弦楽器を集めて、ギター5人によるクインテット。こちらはさっきとはうってかわって、けだるげな昼下がりに吹く熱風を感じさせるような演奏になりました。
ここから、どうやってバンドにしていこうか?とみんなで考えた結果、打楽器、管楽器、弦楽器がひとりずつ、計3人ずつで3つのバンドを結成してみることに。打ち合わせ・練習を経て、グループごとに演奏方法を決め、発表しあいました。
3人のリズム周期が絶妙にずれたり重なったりするバンド、場面ごとに遊びのようにリードする人が入れ替わるバンド、構成がしっかりしているようで実はほとんど即興だったバンドと、個性豊かな演奏が続きました。演奏の後にみんなで話し合い、それぞれ《アンニュイな午後感》、《アラビア風の遊び》、《実はアドリブ》という曲名がつきました。最後はみんなでバンド風の大合奏!
終了後の感想共有では、「音楽が最初にあるんじゃなくて、まず音を出してそれを音楽にしていく過程が新鮮だった」、「音楽から音を分解してまた組み立て直すような感覚だった」などの意見が聞かれました。違う楽器を違う人が演奏すれば、それぞれの持ち味が発揮されて、個性豊かなバンドができるんだ、ということに気付かされた一日でした。
(こたろう)