音あそび実験室とは?
音あそび実験室は、楽しみながら音にふれて音とあそぶ、創造的な音楽づくりの時間です。音楽家・音楽療法家・音楽研究者のコヒロコタロウ(小日山拓也+三宅博子+石橋鼓太郎)が2013年より、東京都港区にあるコミュニティづくりの活動拠点「芝の家」にてワークショップを開催してきました。身のまわりにあるものや日々の暮らしのなにげないことから生まれてくる音や音楽を、そこに居合わせた人々と一緒に面白がっています。
コヒロコタロウ
即興演奏を中心にさまざまなバンドでの演奏活動や創作楽器づくりを行うアーティスト・小日山拓也、音楽活動とコミュニティとの関わりに興味を持って実践・研究を行う音楽療法家・三宅博子、アートマネジメントと演奏を行き来しつつ市民参加型の音楽実践を調査する研究者・石橋鼓太郎が、東京都内のコミュニティ音楽プロジェクトを通じて出会い、活動を開始。2014年「コヒロコタロウ」というユニット名を思いつき、いつのまにか正式名称となる。芝の家をはじめ、保育園や障害者施設、地域交流スペースなどでワークショップを行ってきた。時々、「クラシックから即興まで」を合言葉にライブ演奏も行っている。
石橋鼓太郎
非専門家が参加する実験音楽や即興音楽を主な対象として、音楽家・参加者・主催者など異なる立場の人々が関わり合いながら音楽が立ち上がってくる過程に関心を持ち、研究を行っている。だじゃれ音楽研究会、千住ちんどんメンバー。東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科教育研究助手。
小日山拓也
東京藝術大学油画専攻卒。new jazz syndicate、secret colors、鮪、千住ちんどん、juzuなどのグループで自作楽器を含む即興演奏に取り組む。だじゃれ音楽研究会メンバー。
三宅博子
音楽療法、コミュニティ音楽、即興音楽などの関心領域を行ったり来たりしながら、多様な人々が共に生きることと音楽との関わりについて実践・研究を行っている。だじゃれ音楽研究会、千住ちんどんメンバー。日本音楽療法学会認定音楽療法士。国立音楽大学音楽文化教育学科教員。